ギター講座 超初級編
対象
全くギターに触ったことのない人向け
心構え
音楽の楽しみ方は人それぞれなので、それぞれの要望に応じて練習してくれればと思いますが、 ギターを弾くということは
- (リアルタイムで周りの音を聴く)
- 何を弾くか考える
- 筋肉が反応する
- 音が出る
ということになります。 エレキギターの場合には、それに加えてエフェクターやアンプによる音作りの知識も必要となります。
それぞれのトレーニング方法がありますが、まずは楽しみましょう。
ギターの基本構造
呼び方
- ネック 細長いところ
- ヘッド 体から一番離れてるところ
- ボディ 大きなところ
- フレット ネックについている銀色の棒 ついてない場合はフレットレスギターと呼ぶ
- ペグ ネックについている弦の音の高さを調整する回るパーツ
弦について
- 6本あります。
- 太い弦を6弦・細い弦を1弦・あとは順番に2,3,4,5弦
- 6弦から1弦に向けてE,A,D,G,B,Eとチューニングするのが一般的です。
- チューナーを使う癖をつけましょう。スマホアプリで無料で利用できます。
- チューニングする時には正しい音程より少し下から徐々に正しい音程に上げていきましょう(摩擦のため)
張り替え方
いくつかやり方ありますが…
フレットについて
- 抑える場所はなるべくフレットとフレットの間のボディより1/4のところにしましょう
- フレットは一つヘッドよりを抑えると半音下がります
- フレットは一つボディよりを抑えると半音上がります
- 12半音で1オクターブのため、0F(フレット)と12Fではオクターブ違いの音が出ます。
- 左手の人差し指(1)・中指(2)・薬指(3)・小指(4)で普通は押さえます。
- たまには親指を使って抑えることもあります。
- 左手を使って、音程を決めます。
右手
音を実際に鳴らします。
- 指を使う方法
- ピックを使う方法 があります。今回はピックを使う方法で教えます。
ピックの種類
- ティアドロップ型
- トライアングル型
- ジャズ型
-
サムピック型 の4つがありますが、初心者はティアドロップかトライアングルで十分でしょう。 自分はこれを愛用していたのですが、最近モノがなくて焦っています。 削れていくため、安くて使いやすいのを探しましょう。
- ピックの選び方
リアルタイムで周りの音を聴く
この能力がないと、人と合わせて演奏することができません。 きちんとできるようになるには時間かかります。
普段音楽聴く時から、何となくではなくしっかり聴く癖をつけましょう
絶対音感・相対音感という言葉がありますが、相対音感さえあれば十分です。 英語がわかれば
- Toned Ear: Ear Training がお勧めです。理論がわかっていないとそもそもなので、音楽理論に関しては
- 音楽理論講座 がお勧めです(必要があれば別途解説します)
こんなアプリもあるようです。
何を弾くか考える
まずは既存の曲のコピーから始めましょう。 世の中には
- コード譜
- TAB譜 と呼ばれるものがあります。
「好きな曲名 コード」「好きな曲名 Tab」と検索することで有名なものは出てくると思います。
本当に楽しいのは、音に合わせてその場でアドリブ(インプロバイズ)して弾けるようになることです。 これには、EarTraining, 理論の理解等が必要となります。
コード譜
コードとは和音のことで、コード譜は、その進行を表し、場合によってはその押さえ方を教えてくれます。
TAB譜
フレット上のどこを抑えるかを音符の代わりに表したものとなります。
筋肉が反応する
トレーニングしないと、最初はなかなか思ったように弾けません。 練習方法には
- コード
- 短音 があり、それぞれ方法があります。
コード押さえ方
- パワーコード表
- バレーコードフォーム一覧表!26種の基礎フォームを一挙紹介!
-
ギターコード表 オープンコード などありますが、「えーーっ、こんなに覚えるの無理」と思う必要はありません。 使うものだけで構いませんし、少しずつ使えるものから学んでいきましょう。
- 弾き語りをしたい人はオープンコード表がお勧めです。
- ロックなどを弾きたい人はパワーコードからバレーコード、最後にオープンコードでいいと思います。
短音押さえ方
普段の生活をしていると、薬指や小指はあまり使わないため独立して動かすのが難しいです。 異論があるようですが、個人的にはメカニカルトレーニングがお勧めです。とりあえず一つ貼っておきます。
右手ピッキング
コードでも短音でも右手で実際に音を出しますが、コードの時はストロークという言い方をしがちです。
短音だと次のようにいうことが多い気がします。
- ダウンピッキング ずっと下に弾く
- オルタネイトピッキング 下上と交互に弾く の二通りが基本です。
必ずメトロノームをつけて練習しましょう。
音が出る
ここまですれば音が出るはずですが、
- 演奏中に聞こえたように弾けてるかどうかは別もの
ということに気をつけましょう。 確かめるためには、録音するのが一番です。 ちゃんとメトロノームに合わせて弾いたつもりなのにズレていた、ということはよくあります。 DAWを利用すれば、どのくらいズレていたかも視覚化して確認することができます。
自分がどのように弾いてるか確認することで上達します。
演習
Chromeだと等幅フォントがうまく反映されないので、珍しくSafari推奨です。