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メディア表現 VI 8. GoogleツールII

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目次


本日の内容


前回のおさらい

今日のシラバス

Googleが提供する様々な管理ツールについて学修する。

これは、何を意味するかというと、

Webマーケティング用のツール

ということになります。

「デジタルマーケティング」の授業とも多少連動するかと思います。

Webマーケティング

Webマーケティングとは

WebマーケティングとはユーザーをWebサイトに集客し、商品やサービスの購入につなげるためのマーケティング活動です。 デジタルマーケティングの一部であり、Webサイトに特化したマーケティング活動のことを指します。

具体的にはWebサイト運営や広告、SEO対策、オウンドメディアの運営、メールマーケティング等の活動が挙げられます。

求められる人材

皆さんはまだ学生だからピンとこないかもしれませんが、

をしただけでは広告としては不十分です。

その先には、どのくらいの人にリーチできたか、どれが効果的な広告媒体だったか、など分析をし、逆にこれを制作サイドにフィードバックすることも非常に大事になってきます。

YouTuberの普及により、Web制作・動画制作とも制作者が非常に増えたことは確かですが、このマーケティングの観点から物事を考えられる人は非常に少ないです。 人によってはWebマーケティングという方向から就活に取り組んでみても良いのではないでしょうか。


YouTube アナリティクス

動画を投稿したことのある人は、YouTube Studioというところにアクセスが可能となります。 そこに、アナリティクスという項目があります。

自身のチャンネルに投稿した動画やチャンネル全体の再生回数や視聴者数、どんなユーザーが動画を見ているのかといったデータを分析できるツールです。

自分がスクリーンキャストを公開しているアカウントで見てみましょう。

チャンネル全体の分析

概要

コンテンツ

視聴者

リサーチ

各動画の分析

各動画ごとにもっと細かく分析することも可能です。

YouTube分析

自分のチャンネルは限定公開のため、あまり分析に向かないのですが、以下のポイントが収益化を考える人にとっては非常に大事になります。

  1. インプレッション数:おすすめとしてサムネイルが表示された回数
  2. クリック率:動画のサムネイルがクリックされた回数
  3. 視聴者維持率:動画をどこまで再生したか
  4. 視聴者属性:年齢や性別
  5. 時間帯:アクセスした時間帯
  6. トラフィックソース:流入した経路

再生回数を伸ばしたい人、収益化を目指す人にとって、これらの情報が非常に大事だということは理解いただけますか? YouTuberは日々、これらのデータをみながら、制作のヒントにしています。


SNSマーケティング(Twitterアナリティクス)

YouTubeにあるのなら、Twitterにもありそうですね。 フォロワーが増えたり、リツイート(リポスト)の回数が増えれば、より多くの人に対して発信できることを意味します。

にてYouTube同様に分析が可能となります。が、2024/6/13からは有料プランの「X Premium」の利用が必須となりました。

OGP

X,LINE,Teams等のSNSにURLリンクを貼り付けると自動的に

等が表示されますね。この仕組みを

OGP (Open Graph Protocol)

と呼びます。 設定するにはheadタグ内に

<meta property="og:title" content="(タイトル)">
<meta property="og:description" content="(紹介文)">
<meta property="og:url" content="(コンテンツのURL)">
<meta property="og:image" content="(イメージ画像のURL)">
<meta property="og:type" content="(ページの種類)">
<meta property="og:site_name" content="(ページが所属するサイトの名前)">

を埋め込みます。が、CMSでは自動的に埋め込まれることが多いです。 SNSマーケティングには必須となります。


Webマーケティング

YouTube・SNS分析はイメージしやすかったと思います。 サービスを提供しているYouTube, Xが分析ツールを準備してくれていましたね。

似たようなことをするのに、ホームページではツールを埋め込まなくてはいけません。

Google Analytics

Googleさんが「Google Analytics」というサービスを提供しています。

昨年はダミーのサイトを作成して、GA4の設定などをしてもらったのですが、データがないと面白くないので、 デモアカウントを見てみましょう。

にある、

Google アナリティクス 4 プロパティ: Google Merchandise Store(ウェブデータ)

をクリックしましょう。

解説動画見ながら、自分でも触ってみましょう。

まとめ

インターネットがなかった時代には

等が広告媒体だった訳ですが、どのくらい効果があったのかを定量的に測ることはできませんでした。

インターネットが利用できるようになり、あらゆることを計測することが可能になりました。

これにより、

などが可視化されたことになります。

数値で効果が測定できることは素晴らしいことでもある一方、

効果的かそうでないか

がすぐに把握できる世の中となりました。そんな中でうまく生きていきましょう。

この辺詳しく知りたい人は、しっかりと「デジタルマーケティング」を受講しましょう。