メディア表現 VI 8. GoogleツールI
目次
- メディア表現 VI 8. GoogleツールI
本日の内容
- 【第7回】Googleツール I Googleが提供する様々なツールについて学修する。
- 【第8回】Googleツール II Googleが提供する様々な管理ツールについて学修する。
4回目に特別講師の方の話が入っているため、1つずれています。 シラバス作成時にGoogleツールI,IIとしましたが、今回二つをまとめてしまいます。
気になっているwebサービス(シラバス変更の可能性)
BubbleというWebサービスの開発用のノーコードツールが非常に注目を浴びています。
- ノーコードツールの中でトップクラスに柔軟な開発ができる
- 無料から利用できる
- プログラミング不要でWebサービスの開発ができる
というメリットがあります。
AirTableを利用してもらいましたが、これはノーコードのデータベース管理ツールです。 プログラミングの必要がなかったため、みんな全く苦にせず扱えてた気がします。
元々Pythonというプログラミング言語を利用して、12回目-14回目のシラバスを作成していましたが、 プログラミング言語扱うよりも、ノーコードツールの方が理解できるかな…とも思うので、悩み中です。
NoCode Ninjaが推薦!間違いのないノーコードツール8選
前回のおさらい
Macでは現在完全な形ではモダンExcelを利用できませんでしたが、もうすぐ利用できるようになります。
- Power Query(パワークエリー)
- Power Pivot(パワーピボット)
の二つの重要な機能があると説明しました。
の考え方を理解しておくことで、今後PowerBI等でも利用ができ、可視化が簡単にできます。
生産性を上げるツール群
増え続けるツール群
Googleツール、とシラバスでは記載しましたが、Googleだけでなく、Microsoft(Office365)・Apple等さまざまな会社が生産性を上げるためのツールが頻繁にリリースされています。
より便利なツールを知っていれば、それだけ効率的に情報操作が可能となります。
スマホのアプリで便利なものがあれば利用するように、便利なツールは利用していきましょう。
注意するべきこと
無料で利用できるツールがさまざまリリースされていることは素晴らしいことですが、
- サービスが勝手に終了してしまう
という可能性もあります。
有料のソフトウェアでも、OSのバージョンアップによって利用できなくなることもありますが、この点、Web系のサービスでは特に顕著にいきなりサービス停止があることは知っておきましょう。
サービス停止でなくても、他のサービスに吸収されることもあります。
今日の進め方
Googleが展開するツールをベースにさまざまなツール群を紹介していきます。
また、アイディア出しに利用できるツールについても紹介していきます。
Googleについて
みなさんご存知のように、Googleは元々検索エンジンの会社として発足しましたが、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウェア、ハードウェア等多岐に渡るサービスを展開しています。
その目標を
Google の使命は、世界中の情報を整理し、 世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。
と設定しています。
Googleのプロダクト
たくさんありますね…種類ごとに見ていきましょう。
ブラウザ
Chromeは日本で50.3%, 世界で66.3%とのシェアをとっています。 Safari, Edge, Firefoxもある程度利用されていますが、開発やテスト等にChromeは外せないことを意味しています。 好みでも構いませんが、Chromeをデフォルトブラウザにすることをお勧めします。
【2022年6月】日本とグローバルのWEBブラウザシェアランキング(PC・モバイル)
機能拡張
chromeには chrome ウェブストア という機能拡張用のストアがあり、機能を増やすことができます。
ネットを利用する上で、ブラウザを利用することは多いですから、そこでの作業効率は非常に大事なことです。 必要に応じて入れてみましょう。
- 作業効率・生産性を爆上げ!おすすめのGoogle Chrome拡張機能10選【2022年版】
- Chrome拡張機能おすすめ10選。作業効率UPにおすすめ!
- Chrome拡張機能おすすめ|長年使って生き残った便利なアドオン
種類がありすぎて、人によっておすすめ違いますね。
自分もかなり入れているので、全て紹介はできませんが、誰にでも便利なkeepaを紹介しておきます。
メール
メールアプリケーション
メールは元々メールアプリケーションにて利用していました(います)。 もちろん今でもメールアプリケーションは便利ですが、問題があります。
メールはSMTP,POP3,IMAPといったプロトコルを利用し、ポート番号を利用します。 SMTPとPOPとIMAPの違い(メールのプロトコル)
ポート番号: インターネット上の通信において、複数の相手と同時に接続を行なうためにIPアドレスの下に設けられたサブ(補助)アドレスのこと
環境によってはポート番号を塞いでしまって利用できなくしてる場合があります。そうすると、事実上メールアプリケーションの利用ができなくなります。
Webメール
Webではポート番号80,443を利用しています。 この二つのポート番号はHP閲覧に必ず必要なため、閉じている環境はほぼありません。(インターネットに接続できないくらいですね)
すると、Webを利用したWebメールが環境によらず使えて便利、ということになっています。
- Gmail(Google)
- Outlook(Office 365)
がこの形態をとっています。
Googleアカウントは便利なので一つ持っておくと良いでしょう。
- 大学メール:大学生の間に利用するアカウント
- Gmail:将来も利用するアカウント
と切り分けると便利です。
オフィススイート
オフィススイートとは
オフィスで利用する
- ワープロ
- 表計算
- 電子メール
- 個人情報管理
- プレゼンテーション
- データベース
等をセットにしたソフトウェアをオフィススイートと言います。
歴史は古く、1990年代から開発されています。
オフィススイートの変遷
昔はアプリケーション形式でした(インストール必須)。 現在でもアプリケーション形式のものも当然ありますが、現在ではWeb上で利用できるものが増えています。 後述するクラウドストレージと連携して使えるようになり、
- 複数人での共有
- 同期
- バージョン管理
なども可能となっています。
ネット上に文書を置くことのメリット
仕事をする上で、文書の更新は頻繁に行われますが(特にExcel)、これは非常に非効率なことを生み出していました。
- 最新版がメールにて届く
- 頻繁に更新されると、どれが最新版だかわからなくなる
ところが、これをネット上に置くことで
- 更新を複数人で可能
- 誰が変更したか後で確認可能
- ネット上の文書を見ることで、必ず最新版を利用できる
クラウドストレージ
ローカルとクラウド
コンピュータに搭載のHDDやSSDをローカルストレージと呼び、インターネット上の記憶容量をクラウドストレージと呼びます。
- OneDrive(2007-)
- iCloud(2011-)
- GoogleDrive(2012-)
となっています。使っている人もいると思います。無料で利用できる容量には限りがあるため、計画的に使いましょう。
GoogleDrive と GoogleDocs
オフィススイートであるGoogleDocument(2006-)とGoogleDriveが連携されたことで、かなり便利になってきています。 現在ではOneDriveとOffice365が連携できていますが、Googleの方がこの連携が早く行えていた気がします。
GoogleDriveで利用できるアプリ1 Google Slide
GoogleDriveで利用できるアプリとしてGoogleDocs(document, spreadsheet, slide etc…)があります。
これ非常に便利で、誰がどのように変更を加えているか確認できます。
実験してみよう
共有リンクをTeamsに貼りますので、そこからアクセスして、新しいスライドを作成して、全員で一気にスライド編集してみましょう。 (この人数でやったことないので失敗するかもだけど…)
GoogleDriveで利用できるアプリ2 追加ができる!
GoogleDrive使っている人も新規でここまではみたことあるかもしれませんが
アプリを追加という項目が存在しています。
クリックしてみましょう。
いろいろなアプリを追加することが確認できます。 MindMup for Google Driveをインストールしてみましょう。
アクセス権を聞いてきますので、「許可」してください。
次に新規から開くと次のように追加されています。
アイディアを出そう
アイディア出しの機会はこれからもどんどん増えていきます。 履歴書・ES作成時もそうですし、企画書作成などでも必要となります。
アイディア出しの方法を少し紹介しましょう。
【企画担当者向け】アイデア出しの方法とおすすめのツール6選を紹介
アイディア出しにおいてツールを利用することで、
- 考えたのに忘れてしまうことを防げる
- 整理しやすい
というメリットがあります。
先ほどインストールしたMindMupは名前の通り(綴は異なりますが…)マインドマップのためのツールとなります。
やってみよう
- 真ん中に「私の強み」とかきましょう
- 周りに思い浮かぶ言葉をたくさん描きましょう
- その周りにさらに思い浮かぶ言葉を書きましょう。
その他使いやすいGoogleツール紹介
- Google Fonts
- Google入力ツール
- Google翻訳
- Googleトレンド
くらいをよく使っている気がしますが、Googleトレンドを紹介します。
Googleトレンド
キーワードの検索需要の推移をグラフでチェックできるツールです。
エリアを限定したり、期間を限定したりできます。
シェアや、世の中で言われていることが客観的にデータとして正しいか調べる時などに利用します。
やってみよう
- SDGsをGoogleトレンドでググってみましょう。
- 気になることがあれば、その理由をググって探してみましょう。
ビジネスツール
Googleでは一般的なツール以外にビジネスやサイト管理者向けのツールが存在しています。まとめてGoogle Marketing Platformと現在は読んでいるようです。
最後に紹介して終わりにします。